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「桜の馬場・城彩苑がオープン・・」・・九州新幹線の全線開業を前に

2011年3月5日(土)

 熊本市は5日、熊本市二の丸地区に建設した観光交流施設「桜の馬場・城彩苑」をオープンした。九州新幹線の全線開業に合わせた熊本の新たな観光拠点として、関係者から期待されている。
 城彩苑は熊本城の歴史や城下町の魅力を紹介する歴史文化体験施設「湧々座」と県内の郷土料理店、土産物など23店を集めた「桜の小路」の2施設から成っている。落成式は、5日午前7時半から幸山熊本市長、蒲島県知事ら関係者約250人が出席してあった。神事のあと、幸山熊本市長が「今日はとても寒い中、多数の方々にお集まり頂き、感謝申し上げます。皆様のお陰で、立派な施設が完成しました。九州新幹線あと1週間で全線開業します。この桜の馬場・城彩苑のオープンを契機に熊本の魅力を発信し続けたい」などとと挨拶した。続いて、蒲島県知事や坂田誠二・熊本市議会議長らが来賓を代表して祝辞をを述べ、丸本文紀・熊本城桜の馬場リテール社長らが工事の経過を説明した。このあと、一新幼稚園の園児による除幕式、そして幸山市長、蒲島知事、小杉直・県議会議長らによるテープカットなどのセレモニーがあった。午前8時半から全施設がオープンとなり、開場を待っていた市民や観光客が「湧々座」や「桜の小路」にどっと流れ込んだ。

オープンし、人出でごった返す「桜の馬場・城彩苑」
「桜の馬場の成功を」と祈願する丸本文紀社長
「熊本の魅力を発信したい・」と語る幸山熊本市長
「新たな観光交流施設・」と祝辞を述べる蒲島知事
テープカットする幸山熊本市長や蒲島知事ら7人
出席した中尾・前熊本商議所会頭ら約250人
昔の熊本城下を「散歩・体験する」市民
城彩苑の2階通路と歴史文化体験施設湧々座(右)
土産物店出店の岩田社長と藤井レイメイ藤井社長
観光客も加わって賑わう「桜の小路」(5日午後)