阿蘇熊牧場(小笠原徹朗社長)の子会社で加工食品販売の活「蘇デリシャスは3月9日、熊本市新市街に完成したスイーツとデリカ販売・新店の披露会を開いた。
新店はサンロード新市街のパチンコ店テンガイの北側の完成した、米粉を主原料にしたフード専門店(2階建て、延べ198平方m)で、店名は「マウンドワーサ」。披露会は午前11時から同店に関係者約50人が集まって開かれ、小笠原社長が「県産の米粉を使った新しいスイーツとデリカの店です。熊本製粉さんの協力を得てつくったものです。皆様にはパンやバーガーを通じてお米のおいしさを知っていただきたい。そして、それが米の消費拡大の一助になればうれしい」と挨拶した。続いて、地域情報センターの徳永親社長と熊本製粉の古賀幹雄社長が祝辞を述べた。同店は1階がテークアウト用の売場と調理スペース、2階が27席のイートインコーナーとなっている。県産米粉を主原料にして自主開発したドーナツ状の「マウンド」にジャムや阿蘇高菜、コーンなどをトッピングして提供するほか、米粉をバンズに使用した「マウンドバーガー」、米粉で作った「クリームアイス」などを提供する。店のオープンは3月14日。営業時間は午前9時半から午後8時まで。