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「施設・学生の70%が伊都キャンパスに移転・」・九州大学の久保千春総長

2014年10月31日(金)

 九州大学(福岡市西区元岡)の久保千春総長は10月30日、同大学本部で「施設の70%、学生の70%弱が伊都キャンパスへ移転した」などと語った。
 これは「ふくおか経済」の12月号インタビューに応えて語ったもの。久保総長は今年昭和23年3月生まれの66歳。鹿児島県出身。玉龍高校ー九州大医学部卒。10月1日付けで国際医療福祉大副学長から九大総長に就任した。久保総長「総長に就任してちょうど1か月たった。これまで医療に約40年関係していたので各学部のことなどはいま勉強中。また、挨拶回り等で産業界や行政関係の多くの人たちにお会いした。九大に対する期待の大きさを知るとともに使命と責任の重さを改めて感じた」と感想を述べ、「今後は”九州大学を世界に飛躍する大学にすること”を目標に、世界第一級の研究・教育・診療拠点になるよう役割を果たしていきたい」と抱負を語った。伊都キャンパスへの移転・整備については、「いま、理学系の総合研究棟などを建設しているが、施設全体の70%が完成し、学生数の70%弱、そして教職員の約60%がこの伊都キャンパスに移ってきた」。さらに、箱崎キャンパスの跡地利用については、「跡地利用の協議会をつくって、いま案を検討しているところ」と説明した。 趣味は囲碁(4段)という。
 

「約7割が伊都キャンパスに移転した」と語る久保総長
大学の本部がある椎木講堂(福岡市西区元岡)
松岡のインタビューに答える久保総長(右)
工学部ゾーンの東側に建設中の理学系総合研究棟
工学部を中心とするウエスト(ゾーン)3号館
ウエストゾーンにある水素ステーション