「売上高は1.9％減の60億8700万円・」・熊本放送の秋岡廣宣社長

　(株)熊本放送（熊本市中央区山崎町）の秋岡廣宣社長は7月2日、同本社で「あっという間に1年がたった」などと語った。
　これは「くまもと経済」8月号のインタビューに応えて語ったもの。秋岡社長は昨年6月30日の同社株主総会・役員会で常務から社長に昇格した。宇城市松橋町出身、早稲田大商学部卒、63歳。まず、社長就任1年の感想について、「あっという間に1年が過ぎた。この間、これまで接してなかった新しい人との出会いがいっぱいあった」と語り、社長になった責任の重さについては、「少し肩の荷が重くなった感じ」と感想を述べた。
　今年3月期の決算については、「テレビ収入やラジオ収入などの売上高は60億8727万円で前期比1.9％減、経常利益は1億162万円で減収減益だった。ただ、昨年3月期は60周年記念の事業で特別に売り上げが上がったので、１昨年3月期と比較すると、やや良い決算になった。また、荒尾での太陽光発電も少しプラスした」と説明した。さらに、今年春の番組改編について、「RKK夕方いちばんを終了し、ウェルカムに変更した。そして、夕方１時間の枠を２時間に拡大した」と語った。秋岡社長の趣味はゴルフと釣り。