「進む地下鉄3号線・博多駅一帯の工事・・」・・福岡市交通局

　福岡市交通局は市営地下鉄七隈線(3号線・天神南＝橋本間)の延伸工事を進めている。現在、工事を行っているのは博多駅一帯(博多駅工区)。
　延伸工事は天神南―博多駅間(1．4キロｍ、営業キロは約1.6キロｍ)の国体道路、はかた駅前通り沿いの地下路線で、福岡市西南部地域の交通渋滞を緩和し、利便性の高い公共交通体系を確立するのが狙い。工事費は約450億円。2020年度の開業を目指す。
　延伸工事は七隈線博多駅(仮称」やキャナルシティ博多近くに設置される中間駅(仮称)の本体工事を前にした準備工事として進めているもの。博多駅前の住吉通りでは人通りの少ない深夜から明け方にかけ、重機を使った掘削工事が進められている。地下鉄駅やトンネル本体工事を行うため、最大で地下26メートルまで掘り下げる作業が続いている。一方、中間駅を起点に東西2工区に分けて行われる工事は東工区からスタート、ガス管や下水など地下埋設物の移設や支障物の撤去作業が行われている。、