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「7月中に復旧・復興プランを策定・・」・・蒲島郁夫知事が講演

2016年7月1日(金)

 熊本県の蒲島郁夫知事は6月29日、熊本経済同友会で「今年7月中に熊本の復旧・復興プランを策定する」と語った。
  これは熊本経済同友会の28年度総会(講演会)で「逆境の中にこそ夢がある〜決断・目標・対応の政治、創造的復興を目指して〜」と題して講演したもの。蒲島知事は「今回の地震は歴史上珍しい地震。震度7が2回も続いて起きた。しかも余震が今も続いており、まだ終わりが見えない」と熊本地震の感想を語ったあと、「熊本地震は道路や橋、中小企業、農林水産業などに大きな被害をもたらした。熊本城や国道57号、阿蘇大橋などの早急な復旧が待たれている。今日は俵山路線が今年中に開通するというニュースがあった。熊本城については2億数千万円が予算化された。熊本県としても、7月中に復旧・復興プランを策定する」と説明した。また、熊本県の新年度予算については、「一般会計で1兆円を超える規模になった。1兆円を超えたのは県政史上初めて。”逆境にこそ夢がある”。熊本の創造的復興を目指していきたい」などと語った。このあと、柏尾敬秀・副代表幹事(SYSKEN取締役相談役)や藤本淳一・都市圏戦略委員長(九州電力熊本支社長)らが質問や意見を述べた。

「7月中に復旧・復興プランを策定する」と語る蒲島知事
蒲島知事の講演を聴く熊本経済同友会の会員
熊本地震で大きな被害を受けた熊本城・本丸御殿
土砂崩れで大きな被害が出ている南阿蘇村・立野付近
「復興のタイムスケジュールが」と質問する柏尾副代表幹事
「企業立地に対する対応は」と質問する藤本九電支社長