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「人が集まる魅力あるまちづくりを・・」・・菊池市の江頭実市長

2017年5月18日(木)

 菊池市の江頭実市長は5日16日、菊池市隈府の市庁舎で「農業と観光に力を入れ、人が集まる魅力あるまちづくりをしていきたい」などと語った。
  これは「くまもと経済」6月号のインタビューに応えて語ったもの。江頭市長は今年4月9日の菊池市長選挙で再選され、2期目をスタートしたばかり。まず「菊池市長に再選され、大変うれしい。2期目ということで、一つひとつ重責を果たしていきたい」と感想と抱負を述べた。人口減少と高齢化時代を迎えていることについて。「これは全国的な現象。菊池市としては、農業と観光に力を入れ、人が集まるまちづくりを進めていきたい。特に農業。米の日本一戦略などに取り組んでいく。菊池米は銘柄米として知られているが、近年はヒノヒカリやあきたこまちなどの新しいブランド名が有名になり、”菊池米”の名が薄れてきている。今後は”おいしい”だけでなく、安心、安全をキーワードに一層、情報発信に努めていきたい」などと語った。
 また、公共施設について、江頭市長は「4市町村の合併以来、”メタボ”状態になっている。菊池市内には農業や教育関連などの公共施設が1,058棟あり、これを計画的に半減させていきたい」と語った。
 江頭市長は昭和29年4月生まれの63歳。菊池高校ー九州大学経済学部卒。富士銀行(現みずほ銀行)入行後、主に海外部門に従事。ドイツ、ニューヨーク(アメリカ)、ロンドン(イギリス)、スイスなどに駐在、スイス富士銀行社長などを務めた。趣味は山登り、ガーデニング。「最近はジムで筋トレをやっている」という。

「人が集まる魅力あるまちづくりを)と語る江頭実市長
菊池市隈府の菊池市役所本館
松岡の質問に答える江頭市長(左)
菊池市長選に勝利し、万歳三唱する江頭市長(中央)
菊池市役所の2階事務室
「米の日本一戦略に取り組む」と力強く語る江頭市長