トップ 松岡泰輔のフォトニュース 「理学部の広報活動に力を入れたい・」・熊本大学の市川聡夫理学部長
松岡泰輔のフォトニュースPhoto News

「理学部の広報活動に力を入れたい・」・熊本大学の市川聡夫理学部長

2017年5月23日(火)

 熊本大学の市川聡夫理学部長は5月22日、熊本市中央区紺屋町のくまもと経済本社を訪れ、「理学部の定員は、今年10人増えて200人になった。今後は理学部の広報活動に力を入れていきたい」などと語った。
 市川理学部長は理学部長就任の挨拶で訪れたもの。邑山郁雄・自然科学系事務課副課長が同行した。市川部長は福岡市博多区出身で九州大学理学部卒。博士課程。1990年6月九州大学理学部助手、1999年4月熊本大学理学部助教授、2004年4月から同大教授。53歳。専攻は情報システム学。「実は昨年の異動で理学部長に就任したんです。熊本地震があったので挨拶が1年遅れました」と笑顔を見せ、「理学部の定員は、今年10人増えて200人になったばかりです。入学生は地元熊本と福岡がそれぞれ約3割。あとは九州、その他です。理学部の学科は理学科1学科です。学生は入学後、2年間で自ら適性を見極めて、数学、物理学、化学、地球環境科学、生物学の5コースから自分の志望するコースを選び、3年次以降の専門課程に進みます」などと説明した。学生の進路状況は、「大学院への進学が約6割です。残りが就職。就職先は教員が一番多く、次いで公務員です。民間企業は化学及び血清療法研究所などいろんなところにいっています」などと語った。
 今後、力を入れたいことは、「理学部の存在・役割が、地元であまり理解されていないので、広報活動に力を入れていきたいと思っています」と語った。

「熊本地震で挨拶が1年遅れました」と市川理学部長
松岡、桜木社長と懇談する市川部長と邑山副課長
邑山(むらやま)郁雄・自然科学系事務課副課長
熊本市中央区黒髪2丁目の熊本大学本部