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「空港ターミナルビルを全面建て替え中・」・福岡空港ビルデイング(株)

2017年11月13日(月)

 福岡空港ビルディング(株)(津上賢治社長)は、福岡空港の国内線ターミナルビルを全面的に建て替えている。同ターミナルビル第一、第二を取り壊し、新福岡空港ターミナルビルに機能を集約する。一方、国土交通省は福岡空港の滑走路増設と並行誘導路の複線化を軸とする再整備事業を進めている。
 これは深刻化する福岡空港の「混雑解消」を目指して事業を進めているもの。特に同空港の年間旅客数が2000万人を突破し、昨年約2200万人・発着回数17.6万回になり、空港の「混雑度」が深刻さが増している。まず、第一旅客ターミナルビルを解体し、現在、第二旅客ターミナルビルの解体工事を進めている。ターミナルビルは東側への「セットバック」方式。単に施設を東側へ後退させるだけでなく、三つの旅客ターミナルビルを「新ターミナルビル」に集約する。また、地下鉄からの動線を改善し、商業機能などを大幅に充実する。2019年(平成31年)春の完成予定。
  一方、滑走路増設や平行誘導路の複線化工事等は国土交通省九州地方整備局が担当。誘導路の完成は2019年(平成31年)春、滑走路増設は2025年(平成37年)春の予定。

第二ビルを解体・工事中の福岡空港・整備事業
着陸態勢に入るスカイマークエアライン機(福岡空港)
日本航空や全日空、ジェットスター機などの駐機場
混雑する各航空会社の搭乗カウンター
第一、第二、第三を集約し、新福岡空港ターミナルビル
福岡空港ビル2階のフードホール(レストラン)
菓子、食品、明太子などの土産物商店街(2階)
航空機の着陸状況をカメラに収める女性たち(4階デッキ)