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「学生・教職員の8割が伊都に移転・・」・・九州大学の久保千春総長

2017年12月6日(水)

 九州大学(福岡市西区元岡)の久保千春総長は12月5日、同大学本部(椎木講堂)で「学生や教職員の8割が箱崎から伊都キャンパスに移転した」などと語った。
 これは「ふくおか経済」の新年号インタビューに応えて語ったもの。久保総長は「学生・教職員の約8割が箱崎キャンパスから伊都キャンパスに移転した。来年3月には農学系、人文社会科学系の建物が完成し、来年10月までには統合移転が全て完了する」と語った。九州大学の学生数は約19,000人。
「また、来年は九州大学12番目の学部となる共創学部を新設する。学部の新設は51年ぶり。地球環境問題、自然災害、国際紛争などの課題を解決する国際型の人材を育成する。定員は105人」と説明した。さらに、「現在、九州大学国際村構想を進めている。糸島市の九州大学南ゲート近くにつくる。九州大学はアジアを中心に留学生が多く、留学生と外国人研究者の受け入れ拠点にする方針。現在、九州大学の留学生は約2400人。全学生の12.7%に当たる」などと語った。
 久保総長は昭和23年3月生まれの69歳。鹿児島県出身。九州大医学部卒。

「8割が箱崎から伊都に移転した」と語る久保千春総長
高層ビルが立ち並ぶ九州大学伊都キャンパス
松岡のインタビューに答える久保千春総長(学長)
九州大学本部がある椎木講堂
クリスマスソングを歌う九州大学混声合唱団
正門のような形の工学系キャンパス入り口