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「中間期の経常利益は193億円・」・西日本フィナンシャルHDの谷川社長

2017年12月8日(金)

 西日本フィナンシャルホールディングス(福岡市博多区)の谷川浩道社長(西日本シティ銀行頭取)は12月7日、同市博多区の本部で「今年9月期の中間期連結決算は経常収益が722億円、経常利益が193億円で減収減益だった」と語った。
 これは「ふくおか経済」新年号インタビューに応えて語ったもの。西日本フィナンシャルホールディングスは昨年10月、金融持ち株会社として誕生したもの。西日本シティ銀行、長崎銀行・西日本信用保証などが同ホールディングスの子会社。今年1年を振り返って、谷川社長は「今年の経済は日本全体も、福岡県も景気回復が鮮明になった1年だったと思う。輸出関連、製造業も好調だった」と感想を述べた。今年9月期の中間期連結決算については、「金融機関にとっては、マイナス金利政策で厳しい経営環境。我が社の9月中間期の経常収益は722億円1500万円、経常利益は193億5100万円で、減収減益だった。ただ、計画比の業績は、ややプラスで推移している。収益力は底堅いと思っている」と説明した。来年3月の通期見通しについては、「経常収益が1,410億円、経常利益が315億円で、減収減益を予想している」と語った。
 谷川社長は福岡市博多区竹下出身、東京大学法学部卒の64歳。

「9月中間期の経常収益は722億円だった」と谷川社長
福岡市博多区の西日本フィナンシャルHD本部
松岡のインタビューに答える谷川浩道社長(左)
福岡市博多区の西日本シティ銀行福岡支店
福岡市博多区・博多駅前の西日本シティ銀行本店
熊本市中央区の西日本シティ銀行熊本営業部ビル