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「インドネシアで1500戸の分譲住宅・・」・・西日本鉄道の倉富純男社長

2017年12月11日(月)

 西日本鉄道(福岡市中央区天神1丁目)の倉富純男社長は12月8日、「今年9月中間期の連結決算売上高は1,805億円で増収増益だった。今後は海外事業に力を入れ、インドネシアに1531戸の分譲マンションをつくる」などと語った。
 これは「ふくおか経済」の新年号インタビューに応えて語ったもの。倉富社長は、今年1年を振り返って、「あっという間の一年だった。九州北部豪雨はあったが、グループ全体の事業は順調に推移した」と感想を語った。今年9月中間期の連結決算については、「売上高にあたる営業収益が1,805億3800万円で前年同期比5.2%増、経常利益が101億3200万円で15.7%増の増収増益だった。これは@アジア地区を中心とする国際物流事業が良かったのとA本業の運輸業が前年を上回ったことBホテルなどレジャー・サービス業が好調だったのが大きい」などと説明した。今期の連結決算見通しについては、「売上高が3,733億円、経常利益が192億円で増収増益。純利益段階では増収減益になる見込み」。今後の事業としては、「ベトナムとインドネシアで本格的な住宅開発に取り組む。特にインドネシアのブカシ市では1,531戸の分譲マンションを開発する。着工は平成31年、完成はその2年後になる」などと語った。倉富社長は昭和28年8月生まれの64歳。青山学院大経済学部卒。

「ベトナムとインドネシアで住宅開発」と語る倉富社長
福岡市中央区天神1丁目の西日本鉄道本社
松岡のインタビューに答える倉富純男社長(左)
福岡市天神の渡辺通りを走る西鉄バス
西鉄・天神高速バスターミナル。上階は三越百貨店
乗降客で賑わう西鉄大牟田線(福岡駅)改札口