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「益城町に県道4車線化のモデル地区を・・」・・熊本県の蒲島郁夫知事

2017年12月12日(火)

 熊本県の蒲島郁夫知事は12月11日、熊本市中央区の熊本県庁で「熊本地震で被災した人たちの住まいの再建をさらに進める。益城町では県道4車線化のモデル地区をつくりたい」などと語った。
  これは「くまもと経済」新年号のインタビューに応えて語ったもの。まず、今年1年を振り返って、蒲島知事は「熊本地震から1年8か月。震災に遭った人たちの住まいの再建など創造的復興に取り組んだ1年だった」と感想を述べた。創造的復興に向けた10項目の進捗状況については、「@住まいの再建は仮設住宅等から恒久的な住まいに移っていただく段階にA阿蘇へのアクセスは阿蘇長陽大橋が開通、現在国交省がトンネル工事など57号線の復旧・整備工事に取り組んでいるB益城町のまちづくりは、木山地区の区画整理事業を県が主体となって実施する。私の任期中に県道熊本高森線の4車線化のモデル地区をつくりたいC熊本空港・八代港の整備については、確実に進める。特に八代港は世界で2番目に大きなクルーズ船会社であるロイヤルカリビアンと共に整備する。数年後には八代港を母港としてクルーズ船が年間約200隻寄港する。さらに創造的復興に結びつけていきたい」。また、「2019年にはラクビーワールドカップ、ハンドボール女子世界選手権大会などがある。その準備と共に大会の機運を盛り上げていきたい」などと語った。
  蒲島知事は昭和22年1月生まれの70歳。県立鹿本高校―ネブラスカ大学農学部卒、ハーバード大学大学院卒。政治経済学博士。筑波大学教授、東京大学教授を経て、平成20年4月16日から熊本県知事。知事は3期目。

「益城町で県道4車線化のモデル地区」と語る蒲島知事
熊本市中央区水前寺6丁目の熊本県庁
松岡のインタビューに答える蒲島県知事(左)
4車線化される県道熊本高森線(木山地区)
今年8月27日に開通した阿蘇長陽大橋
熊本県庁本館に掲げられている「くまモンのお風呂」幕