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「今後は中国、東南アジア市場が有望・・」・・昭和鉄工の福田俊仁社長

2018年2月3日(土)

 昭和鉄工(福岡県粕屋郡宇美町)の福田俊仁社長は2月2日、同本社で「年間売上高200億円を目指す。今後は中国、東南アジア市場が有望」などと語った。
 これは「ふくおか経済」3月号のインタビューの中で語ったもの。福田社長は「今年は創業から135周年。本社機能を福岡市の箱崎からこの宇美工場に移転・集約した。併せて都市景観、事業を古賀市の古賀工場に移転した。これまで分離していた製造、技術、営業の拠点がひとつになり、コミュニケ―ションが取りやすくなった」と語った。現在の主力事業・商品は。「熱源・給湯の機器装置事業とサーモデバイス事業、そして防護柵などの素材加工事業。素材加工事業の中には天神地下街の天井部分(アルミキャスト)や中洲の橋の欄干などもある」。平成29年3月期の決算内容は。「売上高が128億7200万円で前期に比べて17.9%の増加、経常利益は6億4400万円で218%の増加だった。今期も売上高は当初計画通り進んでいる」と説明した。
 今後の見通しは。「現在、中期5か年計画の3年目。あと2年あるが、次期の成長戦略は売上高200億円。そして、成長市場は中国、東南アジアなどが期待できる」と語った。
 福田社長は福岡県遠賀郡岡垣町出身、昭和29年9月生まれの63歳。東筑高校ー福岡大学工学部卒。

「売上高200億円を目指す」と語る福田俊仁社長
福岡県粕屋郡宇美町の本社(宇美)工場
松岡のインタビューに答える福田社長(左)
福岡県粕屋郡宇美町の本社事務所
明治天皇のお召し列車(昭和鉄工の暖房器具)
左から藤野智子さん、福田俊仁社長、松岡泰輔