「息長く熊本を応援していきたい・・」・・日本航空の大川順子副会長

　日本航空の大川順子副会長は4月13日、熊本市中央区紺屋町のくまもと経済本社を訪れ、「熊本は熊本地震から復興に向かって進んでいると感じた。日本航空としても、息長く熊本を応援していきたい」と語った。
 これは全国で先がけて就任挨拶として熊本を訪れたもの。阪田英治京都支店長(前熊本支店長)、柴本幸生熊本支店長ら4人が同行した。大川副会長は北海道小樽市出身で東京理科大学薬学部卒。63歳。4月1日付けで専務から副会長に昇格した。大川副会長は「熊本は熊本地震から復旧・復興の途上にあると感じました。しかも、”創造的復興”は素晴らしい。訪れて見て、熊本城周辺は新緑が鮮やかで、きれいだと思いました」と感想を述べ、「日本航空としても息長く、長期的な視野で熊本を応援していきたい」と語った。
　また、「私はJALグループのSDGs(持続可能な開発目標)担当でもあり、世界の貧困や気候変動、人権など17の目標に向かって、社会課題の解決に取り組んでいきたいと思っています。まずは、東京オリンピック・パラリンピック。中でもパラリンピックを出来る限り盛り上げていきたい。パラリンピックのアスリートと一緒に全国を回る計画です」と笑顔を見せた。