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「小野副知事らが出席、熊本活性化フォーラム・・」・・九州財務局

2018年5月30日(水)

 九州財務局(熊本市西区、佐藤正之局長)は5月29日、熊本市西区の熊本地方合同庁舎で第3回目の「くまもと活性化フォーラム」を開いた。小野泰輔副知事らが出席し、「観光消費拡大のインバウンド戦略」を話し合った。
 くまもと活性化フォーラムは今回が3回目。これまでのメンバーに加え、観光団体や地方自治体の担当者を招いて開いた。シアーズホームの丸本文紀社長、金剛の田中稔彦社長、新産住拓の小山英文社長、肥後交通ホールデイングスの野々口弘基社長、重光産業の重光悦枝副社長ら約120人が出席した。
  まず、佐藤正之局長が挨拶し、樺n域経済活性化支援機構の渡邊准常務が「観光まちづくりに必要な資金と人材」について、NTTアド・グローバルグローバル推進局の勝間田歩課長が「マーケテイングによる戦略的なアプローチ」について基調講演した。このあと、東海大学経営学部の小林寛子教授をコーディネーターに熊本県の小野泰輔副知事、九州産交ツーリズムの小高直弘社長、(株)くまもとDMCの梅本茂社長、樺n域経済活性化支援機構の渡邊准常務の4人でパネルディスカッションした。特に小野副知事は「熊本の観光は熊本地震で激変した。一時は観光客が9割も減少した。現在は国内客がほぼ従来通りになり、海外からの客も8割方戻ってきた。ただ、阿蘇地区は国道57号やJR豊肥線がつながっていないので、厳しい状態にある。来年はラクビー・ワールドカップ、女子ハンドボール世界選手権大会などスポーツイヤーであり、インバウンド客を年間120万人まで倍増させたい」と語った。

「インバウンド客を倍増させたい」と語る小野泰輔副知事
「くまもと活性化フォーラム」に参加した約120人の関係者
挨拶する佐藤正之九州財務局長
「必要な資金と人材」について講演する渡邊准常務
「戦略的なアプローチ」について講演する勝間田歩課長
コーディネーターを務めた小林寛子教授
パネラーの(株)くまもとDMCの梅本茂社長
パネラーの九州産交ツーリズムの小高直弘社長