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「今後10年で実践する10の課題・」・熊本商工会議所と熊本経済同友会

2018年6月2日(土)

 熊本商工会議所と熊本経済同友会は6月1日、熊本市の熊本商工会議所で同会議所の都市戦略委員会と経済同友会の都市圏戦略委員会の合同委員会を開き、「今後10年間で実践すべき10の課題」について意見を交換した。
 これは同会議所と同経済同友会が共通の活動目標を設定して活動しようと定期的に意見交換しているもの。今回は熊本大学の両角光男名誉教授らを招いて開いた。合同委員会には丸本文紀シアーズホーム社長、島田俊郎雇用促進事業会社長、森本孝熊本第一信用金庫会長、川崎博ホテル日航熊本社長、井手雅夫熊本フェリー社長、古荘貴敏古荘本店社長、西嶋コーポレーションの西嶋公一専務ら35人が出席した。まず、鶴屋百貨店の久我彰登社長(経済同友会代表幹事・商工会議所副会頭)が挨拶、次いで橋本上・都市(圏)戦略委員長(九州電力熊本支社長)が「グランドデザイン2050〜今後10年間に実践すべき主要な10の取り組み」について説明した。
 10年間で実践すべき取り組みは@滞在型観光の強化と受け入れ態勢の整備ANHK跡地など歴史公園エリアの拠点整備B城下町都市と阿蘇くまもと空港を直結するアクセス強化C若者の創業支援D留学生を含む若者の地元定着E「まちなか居住」を促進する市街地の整備F熊本城前エリアの上質な都市空間の創出G歩いて楽しめる城下町の環境整備H白川・坪井川を活用した憩いの場の創出I藤崎台球場・水前寺競技場等の移転再配置。
 このあと、参加者は協議内容や人口減少への対応などについて意見を交換した。

商工会議所と経済同友会の都市戦略合同委員会
挨拶する久我彰登同友会代表幹事・会議所副会頭
協議内容を説明する橋本上・都市(圏)戦略委員長
「実践すべき10の取り組み」を語る両角光男名誉教授
「新町・古町の空地、更地状況」を説明する西嶋専務
「人口が減らないようにすることが大事」と丸本文紀社長