「九州屈指の私立大学を目指す・・」・・熊本学園大学の幸田亮一学長

　熊本学園大学（熊本市中央区大江2丁目)の幸田亮一学長は7月20日、熊本市のホテルで「平成30年度の入学者は7年ぶりに定員を上回った。今後は九州屈指の私立大学を目指したい」などと語った。
 これはこの日開かれた熊本学園の理事会・評議員会で語ったもの。幸田学長は今年6月25日の学長選挙で当選し、7月20日の理事会で選任(再任)された。美里町出身で64歳。京都大学大学院博士後期課程、経済学博士。専攻は経営史学。任期は今年8月1日から2020年7月31日までの2年間。幸田学長は「あと2年間、学長を務めるという承認して頂いた」と切り出し、「今年の熊本学園大学の入学生は7年ぶりに定員を上回った。18歳人口の減少で学生の確保が大変厳しくなる中で、本学は健闘したと思う。また、本学の中期経営計画は折り返し点を迎えた。グランドデザインは、グローカル化の推進と地域における中核人材の育成。グローカルはグローバルとローカルを合成した言葉。中核人材の育成はすべての学生が地域に根ざして活躍できるように環境を整えたい。大学は学生の成長を見守りながら学生を応援していきたい」。そして、「今後は西南学院や福岡大学などと並ぶ九州屈指の私立大学を目指したい」などと挨拶した。