トップ 松岡泰輔のフォトニュース 「減収増益の手ごたえのある決算・」・西日本フィナンシャルHDの谷川社長
松岡泰輔のフォトニュースPhoto News

「減収増益の手ごたえのある決算・」・西日本フィナンシャルHDの谷川社長

2018年8月2日(木)

 西日本フィナンシャルホールディングス(福岡市博多区)の谷川浩道社長は8月1日、同市博多区の本部で「今年3期の連結決算は経常収益が1,426億円、経常利益が339億円で、減収増益だった」などと語った。
 これは「ふくおか経済」9月号インタビューに応えて語ったもの。西日本フィナンシャルホールディングスは1昨年10月、金融持ち株会社として誕生した。西日本シティ銀行、長崎銀行、九州カード、西日本シテイTT証券、西日本信用保証などを子会社に持つ。谷川社長は、今年3月期の連結決算について、「経常収益が1,426億1300万円で前年同期に比べて2.2%減、経常利益が339億3700万円で0.2%増の減収増益だった。マイナス金利政策の厳しい状況の中では、手ごたえのある決算となった」と説明した。中期経営計画スタートして2年目の進捗状況について、「”グループファ―スト”を推進しているが、その意識が浸透し、グループ企業の一体感が高まっている。今後はペーパーレス化など業務の革新を進めていきたい」と語った。今期の見通しについては、「経常収益が1,445億円、経常利益が330億円の増収減益を予想している」と語った。
  谷川浩道社長は福岡市博多区竹下出身、東京大学法学部卒の65歳。

「経常収益が1,426億円で減収増益」と語る谷川社長
福岡市博多区の西日本シテイ銀行本部(別館)
松岡のインタビューに答える谷川浩道社長(頭取)
福岡市博多区博多駅前の西日本シテイ銀行本店
西日本シテイ銀行天神支店
本部応接室に飾られている「赤富士」(林武作)