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「青森ねぶたで盛り上がった二の丸広場・・」・・熊本地震からの復興支援

2018年9月3日(月)

 「青森ねぶたで熊本を元気に」ー。熊本市の熊本復興ねぶた祭が9月1日夜、熊本市の熊本城二の丸公園で開かれた。迫力ある巨大ねぶたに多くの市民から歓声が上がった。
 これは熊本地震からの復興を願い、青森市の会社経営・外崎玄さん(66歳)らが企画したもの。昨年に続き3回目。青森ねぶた祭は、青森市で8月に開催される夏祭り。毎年、延べ200万人以上の観光客が訪れるという。この日は雨にもかかわらず、午後6時から熊本城内の二の丸広場に大勢の市民らが集合し、「ねぶた」といわれる大型の灯籠を乗せた山車(だし)や跳人(はねと)といわれる踊り手たちを観覧した。今回は「堀川夜襲」(幅9m、奥行き7m、高さ5.5m、重さ4トン)と題する巨大灯籠。また、今回は小型の「子どもねぶた」3台も披露された。ねぶたの周りを跳人(はねと)たちが「ラッセーラ、ラッセーラ」と声を掛け合いながら練り歩いた。その踊る姿や笛、太鼓の音に合わせ、市民らも一緒に踊ったり、「ラッセーラ、ラッセーラ」と掛け声を上げていた。

迫力ある青森ねぶた・巨大灯篭「堀川夜襲」
雨の中、大勢の市民が集まった二の丸広場
二の丸広場の背景に再建中の「熊本城」
「ラッセーラ、ラッセーラ」と声をあげながら練り歩く踊り手
目の前に来る「大型ねぶた」は迫力満点
大型ねぶたをスマホで撮影する観客の列
焼きそば店などの露店がズラリと並んだ二の丸広場
支援した「フジバンビ」などの広告が見えた