「熊本を素晴らしい街、都市にしたい・・」・・熊本市の大西一史市長

 熊本市の大西一史市長はこのほど、熊本市のホテルで「熊本地震から2年5か月。地震からの復旧・復興に取り組んでいる。今後は熊本をさらに素晴らしい都市にしていきたい」などと語った。
 これは「国際キワニス日本地区・熊本大会」の祝辞の中で述べたもの。「今日は全国各地から大勢のキワニス会員の皆様にお越し頂き、歓迎申し上げたい。熊本は2年5か月前、大地震に見舞われた」と切り出し、「現在、熊本城などの復旧・復興に取り組んでいる。熊本城ようやく足場が取れ、天守閣が見れるようになった。小天守はあと2〜3年かかる。石垣は全部で約10万個あり、約20年かかる」と説明した。復旧・復興については、「熊本地震で多くの住宅が被災した。未だ約7000世帯が仮設住宅に住んでおられる。道路や橋りょうなどは殆んど復旧したが、全体的にはまだまだの状態。中心市街地は再開発が進んでおり、今後は熊本市を震災前より、さらに素晴らしい街・都市にしていきたい。全国の皆様には改めて熊本を訪れていただきたい」などと語った。