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「欧米系のインバウンドを増やす必要・」・貫正義九州経済同友会代表委員

2018年9月20日(木)

 九州経済同友会の貫正義代表委員(九州電力相談役)は9月19日、九州電力本社で「このところ九州の人口減少が進んでいる。地価の上昇は九州で福岡市と熊本市のみ。今後は欧米系のインバウンドを増やすことが重要」などと語った。
 これは「ふくおか経済」のレセプション(10月31日)の打ち合わせの際に語ったもの。貫代表委員は「このところ九州の人口減少が激しくなっている。平成の市町村合併の時に九州の人口が大幅に減ったが、再び東京の一極集中と地方の人口減少が進んでいる」と語り、「今回の国土交通省発表の基準地価でも商業地と住宅地が共に上昇したのは九州で福岡市と熊本市のみ。長崎市や鹿児島市、宮崎市などは住宅地の地価が下がっている」。インバウンドについては、「アジア系を中心に順調に増加している。今後は欧米系のインバウンドを増やすことが重要。そのカギは来年のラクビーワールドカップ。九州では福岡、熊本、大分の3県で開かれる。その翌年が東京オリンピック。経済界としても政府と一緒になってPR活動に努めたい」などと語った。
  貫正義(ぬきまさよし)代表委員は、昭和20年1月生まれの73歳。北九州市八幡西区黒崎出身。八幡中央高校ー九州大学経済学部卒。

「欧米系のインバウンドを増やす必要」と貫正義代表委員
福岡市中央区渡辺通りの九州電力本社
九州の中で人口増加と地価上昇が目立つ福岡市
今年は商業地、住宅地共に地価が上昇した熊本市
地価が20%も上昇した福岡市中央区天神
特産品フェスタで店頭に立つ三反園 知事(博多駅)