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「地上19階建て天神最大のビル建設へ・・」・・福岡市の西日本鉄道

2018年9月21日(金)

 福岡市中央区の西日本鉄道(倉富純男社長)は、西鉄グループが保有する福岡ビル、天神コアビルの2棟を取り壊し、地上19階、地下4階建ての新ビルを建設する。ビルは延べ床面積約10万平方mを誇る天神最大の建物となる。
 これは福岡市の「天神ビッグバン」による航空法高さ規制の緩和策を活用して建設するもので、現在の高さ75mから大幅に伸長して96mになる。高さでも天神で最高となる。総投資額は400億円以上という。新ビルのコンセプトは「創造交差点」。地下2〜4階が書店などの商業施設、8〜17階がフロア面積(各階)約900坪のオフィス、18〜19階がホテルとなる。2024年春に開業の予定。この新ビルは第1期事業で、「天神ビブレ」が入る天神第一名店ビルについても、用地取得に向けた交渉を続け、早期着工を目指す。
 倉富社長は「新ビルはスマートな福岡を象徴するデザインとなった。アジアに羽ばたく福岡が次のステージに入るきっかけになれば」と語った。

地上19階地下4階建ての新ビルの完成予想図
西日本鉄道の本社がある現在の福岡ビル(天神交差点)
「福ビル」の建て替えを発表した西鉄の倉富純男社長
新ビルの低層階部分と緑化したデザイン(左側)
福岡ビルに隣接した「天神コアビル」
「天神ビッグバン」が進む福岡市中央区天神(明治通り)