「潮谷義子慈愛園理事長の講演を聴く・・」・・熊本キワニスクラブ

　熊本キワニスクラブ(松岡泰輔会長)は10月2日、熊本市中央区のホテルで10月初旬例会を開き、社会福祉法人・慈愛園の潮谷義子理事長(前熊本県知事)から「子どもの未来は私たちの未来」と題する講演を聴いた。
　例会にはメガネのヨネザワの米澤房朝社長、平成音楽大学の出田敬三学長、岩田コーポレーションの岩田英志社長、ネイチャー生活倶楽部の垂見和子理事長ら会員42人が出席した。松岡泰輔の挨拶のあと、中山峰男総務委員長(崇城大学長)、守田芳祐事業委員長(出雲総業社長)、江島豊之社会公益委員長(西部ガス熊本支社総務部長)、犬童富士子ドール委員長(犬童内科胃腸科事務長)、尾形聖一国際・交流委員長(九州電力熊本支社副支社長)らが委員会の活動状況を報告した。
　続いて、慈愛園の潮谷義子理事長が「こどもの未来は私たちの未来」と題して講演した。潮谷理事長は「近年、こどもを取り巻く環境は大きく変わりつつある。特に社会的排除の増大と深刻化が進んでいる。虐待、殺人，孤独死、自死、カード破産、路上生活、ネットカフェ難民など」と語り、「子どもには�@生きる権利�A育つ権利�B守られる権利�C参加する権利がある。子どもは愛され、教育を受け、命を守られなければならない」。そして、スウェ―デンの元首相・カールソンの言葉を引用し、「子どもは私たちすべての未来である。子どもがどのように生きるか、それが人類文明全体を決定する。子どもの権利がどのように守られるか、それが私たちの未来を決定する」などと語った。