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[博多駅前・陥没事故から2年・・」・・地下鉄3号線工事を続行

2018年11月5日(月)

 「博多駅前道路陥没事故」からちょうど2年・・。福岡市交通局建設部は現在、博多駅前2丁目付近で地盤改良工事を実施する共に地下鉄延伸工事を続けている。地下鉄七隈線の天神南―博多(1.6キロ)間の開業は、2年遅れの2022年度になる見通し。
 陥没事故は平成28年11月8日、福岡市営地下鉄七隈線の延伸工事中に起きた。博多駅前2丁目の交差点は、ぽっかり大穴が開いた状態だった。大規模な崩落事故だったにも関わらず、復旧工事は1週間で完了した。復旧工事が素早く終わったことで、全国・海外から「凄い」、「日本の建設技術は世界最高!」と賞賛の声が上がった。現場は博多駅ビルから西に約200mの地点。
 福岡市交通局は現在、「安全を最優先」の体制で博多駅前2丁目の地盤の改良工事を行うと共に地下鉄3号線の延伸工事を行っている。地盤の改良工事は今年12月末に終了する予定。
 また、「キャナルシティ博多」付近では、七隈線・天神南ー博多駅間の中間駅(仮称)の整備も同時に進められている。

2年前に陥没事故があった博多駅前2丁目交差点
陥没事故があった現場。居酒屋「「ふとっぱら」側
地下鉄延伸工事の説明版(博多駅前2丁目交差点)
2丁目交差点のJR九州本社側。右はセブンイレブン店
地下鉄工事が進んでいる博多駅前
「地図に残る仕事」と書かれた博多駅前の工事現場
橋本駅から天神南駅に向かう地下鉄3号線(運転席)
地下鉄3号線(七隈線)の乗客