「草刈機分野で日本のトップメーカー・・」・・オーレックの今村健二社長

 草刈り機メーカー・(株)オーレック(福岡県八女郡広川町)の今村健二社長は10月29日、同本社で「我社は乗用・自走式草刈り機分野で、日本市場の5割以上を占めるトップメーカー」などと語った。
 これは「ふくおか経済」の12月号インタビューに応えて語ったもの。今村社長は「お陰様で、今年創業70周年を迎えた。先般26日にオークラで70周年記念式典を開いた。各界から約500人に出席して頂いた。感謝申し上げたい」と語った。我が社の主力製品は�@斜面用草刈り機�A乗用草刈り機�Bあぜ道を刈る二面草刈り機で、製品数は80機種以上ある。特に乗用草刈り機、自走式草刈り機の分野では国内の5割以上を占める」と説明した。今年6月期の決算は、「売上高が136億円で前期に比べて約11億円の増加。経常利益は14億9000万円で前期に比べて約1億円の減少となった。増収の要因は我社の草刈り機に対する理解が深まり、多くの製品で売り上げが増えた。海外も�@ヨーロッパ�Aアメリカ�B東南アジアを中心に受注が増えた」と笑顔を見せた。今村社長は「今後も日本のトップメーカーとして、”世の中に役立つものを誰よりも先につくる”」と語った。
　今村社長は昭和27年7月生まれの66歳。明治大学工学部卒。