「荒木嘉島町長ら約300人が出席・・」・・金剛・新工場記念祝賀会

 保管機器メーカーの金剛(熊本市西区上熊本、田中稔彦社長)は11月23日、熊本市中央区の熊本ホテルキャッスルで「新工場操業記念」の祝賀会を開いた。祝賀会には嘉島町の荒木泰臣町長ら約300人が出席した。
　これは上熊本の本社工場が熊本地震で大きな被害を受けたことから嘉島町上仲間の産業団地西側に新工場を建設していたもので、今月中旬に本格操業を始めた。総事業費は約60億円。田中社長は「今回、嘉島町に新工場が完成した。今回は特別に世界的建築家の隈研吾先生をお招きした。熊本城にも足を運んで頂き、大西熊本市長とも対談して頂いた。金剛は移動棚など空間設備・金属製品のメーカー。新工場には新しい生産システムを導入し、大きな設備投資をした。今後も金剛に対して、皆様のご助力、ご支援をお願いしたい」などと挨拶した。次いて、隈研吾氏は「新工場の完成、おめでとうございます。新工場は災害を契機とした最新鋭の工場。新工場の生産システムは凄いもので、日本の新しい時代、新しいモノづくりのきっかけになるものと思う」などと祝辞を述べた。このあと、田中社長、野田毅代議士、坂本哲志代議士、木原稔代議士らによる鏡開きがあり、荒木泰臣嘉島町長の音頭で乾杯した。