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「9月中間期の決算は減収減益・・」・・FFGの柴戸隆成社長

2018年11月28日(水)

 ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門)の柴戸隆成社長=福岡銀行頭取=は11月27日、同本社で「9月中間期の経常収益は1,207億4300万円で、減収減益だった。しかし、通期決算では当期純利益が過去最高となる見通し」と語った。
 これは「ふくおか経済」新年号のインタビューに応えて語ったもの。柴戸社長は。昭和29年3月生まれの64歳。慶応義塾大経済学部卒。柴戸社長は、今年9月中間期の連結決算について、「経常収益が1,207億4300万円で前年に比べて1.2%減 、経常利益が389億9200万円で2.9%減、純利益が272億7200万円で減収減益だった。減収減益だったが、計画していた数字を上回り、まずまずの業績だったと思う。来年3月期決算では、当期純利益が520億円となり、過去最高となる見通し」と語った。十八銀行(長崎市)との経営統合については、「来年4月に経営統合し、2020年9月に親和銀行と十八銀行が合併する予定。そして、2021年4月にシステムを統合する」と説明した。福岡を取り巻く環境については、「福岡は人口が増え、外国人観光客も増えている。また、天神地区の再開発・ビッグバン、ウォーターフロント開発、福岡空港の再整備など都市開発が活発。元気のある都市としては全国のトップレベル。マーケットとしては、恵まれていると言える」と語った。

「今期の純利益は過去最高となる見通し」と柴戸社長
福岡市中央区のふくおかフィナンシャルグループ本部
松岡のインタビューに答える柴戸隆成社長(右)
紅葉が美しい大濠公園周辺(FFG本部12階から)
福岡市中央区天神2丁目の福岡銀行本店
親和銀行の福岡営業部ビル(福岡市中央区西中洲)