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「今期の売上高は300億円・・」・・KMバイオロジクス鰍フ永里敏秋社長

2018年12月3日(月)

 KMバイオロジクス(熊本市北区大窪1丁目)の永里敏秋社長は11月30日、同本社で「化血研から製薬事業を譲り受けて約5か月。これまで組織上の課題、品質・生産体制の強化について、私が責任を持って取り組んできました。今期は売上高が300億円ぐらいになりそうです」などと語った。
 これは「くまもと経済」新年号のインタビューに応えて語ったもの。永里社長は益城町惣領出身、昭和32年10月生まれの61歳。熊本大学薬学部大学院修士課程卒。昭和58年4月明治製菓入社、平成29年取締役、今年7月KMバイオロジクス社長に就任した。5か月を振り返って、「事業譲渡から約5か月。これまでの組織上の問題等について、私が責任を持って取り組んできました。これまで課題がボトムから上がってくるというシステムがなかったのです。合わせて品質・生産管理体制の強化を図ってきました」と説明。株式会社になって、社員の利益マインド、コスト意識は?。「そう簡単には変わりません。社員は約1900人。長い間、財団法人の職員としてやって来たので。時間がかかります」と答えた。 来年3月期の決算については、「売上高が300億円、経常利益が35億円を見込んでいます。最盛期の2014年の売上高470億円までは遠く及びませんが、徐々に回復し、出来るだけ早く400億円台に乗せたいと思っています」と語った。

「今期の売上高は300億円の見込み」と永里敏秋社長
熊本市北区大窪1丁目のKMバイオロジクス竃{社
松岡のインタビューに答える永里社長(右)
「新型インフルエンザワクチン」を生産する合志工場
KMバイオロジクス本社から見える熊本市街
菊池市旭志川辺にある菊池研究所