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「熊本駅の大規模開発は来春着工・・」・・JR九州の青柳俊彦社長

2018年12月8日(土)

 九州旅客鉄道(福岡市博多区博多駅前3丁目)の青柳俊彦社長は12月7日、同本社で「熊本駅一帯の再開発は来春に着手する。駅ビルには商業施設やホテルをつくるほか、水とみどりの立体公園などをつくる」などと語った。
 これは「ふくおか経済」新年号のインタビューに応えて語ったもの。熊本駅一帯の開発について、青柳社長は「いよいよ来春、熊本駅の再開発に着手する。熊本市は政令指定都市。その規模にふさわしい大型ビル・賑わいをつくる。駅ビルは地上12階地下1階建て、延べ10万7000平方m。商業施設をはじめ、ホテルや複合映画館、結婚式場などが入る。商業施設は、2021年春に開業する」と説明した。また、タイにおけるホテル事業は。「先月1日に開業した。海外におけるホテル事業の第一号。場所はバンコクの中心部。部屋数は298室。今のところ、高水準の稼働を続けている」と笑顔を見せた。
 今期(通期)決算の見通しは。「売上高が4,397億円で、前期比6.4%の増加、経常利益が626億円で、前期比6.6%の減少。増収減益になる見通し。減益は減価償却費と燃料費の増加が要因」と語った。

「熊本駅一帯の開発は来春着工」と語る青柳俊彦社長
新熊本駅ビル(地上12階建て)の完成予想図
福岡市博多区博多駅前3丁目の九州旅客鉄道本社
松岡のインタビューに答える青柳俊彦社長(右)
九州新幹線・博多駅ホーム
解体工事が進む熊本駅(旧駅)ビル