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「9月中間期は減収減益・貸出金は増加・・」・・熊本銀行の竹下英頭取

2018年12月12日(水)

 熊本銀行(熊本市中央区水前寺6丁目)の竹下英頭取はこのほど、同市中央区の本店で「今年9月期の中間決算は減収減益だった。ただし、貸出金は過去最高となりコア業務純益も増加し、評価できる業績だった」と語った。
  これは「くまもと経済」の新年号インタビューに応えて語ったもの。竹下頭取は今年1年を振り返って、「熊本地震から約2年半。復旧・復興が進んだ1年だった。阿蘇へのアクセス、熊本城の復旧、桜町の再開発事業等、目に見える部分は復旧・復興が進んだ。半面、災害住宅など住まいの部分はやや遅れ、、人手不足は深刻化したと思う」と感想を語った。今年9月の中間期の決算については、「経常収益が117億4400万円で前年比10.5%の減少、経常利益が14億6100万円で前年比57.6%の減少だった。ただし、貸出金は過去最高となり、コア業務純益も26億1600万円と前年を2.3%上回った。全体としては評価できる業績だった」と説明した。
 今年は無人店舗が誕生した。「そう、今年6月に保田窪支店を託麻支店に移転し、無人店舗・サテライトプラザにした。今のところ、お客様からのクレームもなく順調にいっている。今後、県庁支店を本店営業部に、天草のいつわ支店を天草支店に、氷川町の宮原出張所を鏡支店に移転する」と語った。
 竹下頭取は昭和26年1月生まれの67歳。山鹿市鹿北町出身。明治大学卒。

「中間期は減収だったが、貸出金は増加」と竹下頭取
耐震補強工事中の熊本銀行本店(水前寺6丁目)
松岡のインタビューに答える竹下英頭取(左)
熊本銀行本店営業部(1階)の窓口