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「今年は西日本シティ銀行創立15周年・」・西日本FHの谷川浩道社長

2019年7月31日(水)

 西日本フィナンシャルホールディングス(福岡市博多区)の谷川浩道社長は7月30日、同市博多区の本部で「今年は西日本シテイ銀行を創立して15周年。産みの苦しみから飛躍の時期にしたい。今年3期の連結決算は経常収益が1,437億円、経常利益が344億円で、増収増益だった」と語った。
 これは「ふくおか経済」9月号インタビューに応えて語ったもの。西日本フィナンシャルホールディングスは3年前、金融持ち株会社として誕生した。西日本シティ銀行、長崎銀行、九州カード、西日本シテイTT証券、西日本信用保証などを子会社に持つ。
 谷川社長は、「今年は10月1日で西日本シティ銀行を創立して15周年となる。創業時の産みの苦しみの時期から成長する飛躍の時期にしたい」と語り、今年3月期の連結決算については、「経常収益が1,437億4000万円で前年同期に比べて0.8%増、経常利益が344億1200万円で1.4%増の減収増益だった。マイナス金利政策の厳しい環境の中では、悪くない決算となった」と説明した。
 支店のリニューアルについては、「大橋駅前支店と大橋支店をリニューアルし、大橋駅前支店の同一ビルで共同店舗の運営を始めた。また、別府支店と八代支店をリニューアルした。特に八代支店は長崎銀行との共同店舗として運営を始めた。さらに東京支店・東京本部を日本橋の新しいビルに移転した」。
 さらに、「今年4月から人材紹介事業に参入した。子会社のNCBリサーチ&コンサルティングが 地元人材紹介業のパーソナルキャリアなど2社と提携し、事業を進めている。人材紹介業は九州の地銀グループでは、初めてとなる」と語った。
 谷川浩道社長は福岡市博多区竹下出身、東京大学法学部卒の66歳。

「西日本シティ銀行を創立して15周年」と谷川浩道社長
福岡市博多区の西日本シティ銀行本部(別館)
松岡のインタビューに答える谷川浩道社長(左)
役員応接室に掲げられている「赤富士」の絵
福岡市博多駅前の西日本シティ銀行本店
福岡市・明治通りにある西日本シティ銀行天神支店