トップ 松岡泰輔のフォトニュース  「19階建て”本社ビル”の建て替え・・」・・西日本鉄道の倉富純男社長
松岡泰輔のフォトニュースPhoto News

 「19階建て”本社ビル”の建て替え・・」・・西日本鉄道の倉富純男社長

2019年8月9日(金)

 西日本鉄道(福岡市博多区博多駅前3丁目)の倉富純男社長はこのほど、「福岡ビル(西鉄本社)の建て替えを始めた。今年3月期連結決算の売上高は3,968億円、経常利益が192億円で増収減益だった」などと語った。
 これは「ふくおか経済」9月号のインタビューに応えて語ったもの。倉富社長は「まず、天神の福岡ビルの建て替えを始めた。新ビルは地上19階地下4階建て、延べ床面積は約10万平方m。地下2〜4階が書店などの商業施設、8〜17階がフロア面積(各階)約900坪のオフィス、18〜19階がホテルとなる。2024年春に開業の予定」と語った。
 今年3月期連結決算については、「売上高が3,968億3500万円で前期に比べて5.8%の増加、経常利益が192億7300万円で6.9%の減少の増収減益となった。売上高は4000億円台に近付き、過去最高になった」、「これは分譲マンションの販売が好調だったのと、国際物流事業が大きく伸びたのが要因。まずまず業績だったと思う」と説明した。
 今期の連結決算については、「売上高ガ4、150億円、経常利益が170億円の見通し」と語った。
  倉富社長は昭和28年8月生まれの65歳。青山学院大経済学部卒。

「19階建て新ビルの建設を開始・」と語る倉富純男社長
西鉄本社が入居しているテナントビル(博多駅前3丁目)
地上19階地下4階建ての新ビル(2024年春に開業)
乗降客の多い博多駅前の西鉄バス停
取り壊しが始まった福岡ビル(西鉄本社ビル)