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「経営ビジョン2030を策定し、スタート・」・九州電力の池辺和弘社長

2019年11月13日(水)

  九州電力(福岡市中央区)の池辺和弘社長は11月12日、同本社で「今回、2030年度の経常利益を1500億円とする経営ビジョン2030を策定した。来年3月期の連結決算は、経常収益が2兆350億円、経常利益が550億円で、増収増益になる見通し」などと語った。
 これは「ふくおか経済」正月号のインタビューに応えて語ったもの。池辺社長は昨年6月の株主総会・取締役会で常務から社長に昇格した。大分県上津江村出身の61歳。大分舞鶴高校ー東京大学法学部卒。
  社長2年目、2019年を振り返って、「この1年があっという間に過ぎた感じ。九州電力の営業所・配電事業所回りに加え、ロンドンやアメリカ・アトランタなど電力関係業務で海外に行くことが多かった」と語った。
  今年策定した九電グループ経営ビジョン2030については、「6月にスタートし、目標に向け全力で取り組んでいる。主なポイントは2030年の経常利益を1500億円に引き上げること。高い目標だが、チャレンジしたい」。
  来年3月期の連結決算見通しは、「売上高に当たる経常収益が2兆350億円で前期に比べて0.9%の増加、経常利益が550億円で4.7%増の増収減益になる見通し。今のところ、予定通りに進んでいる」と説明した。
 趣味は、「ゴルフと旅行とメダカの飼育。メダカは60匹ほど飼っている」と笑った。

「経営ビジョン2030を策定した」と語る池辺和弘社長
福岡市中央区渡辺通2丁目の九州電力本社
松岡のインタビューに答える池辺和弘社長(左)
カメラマンの要請に応じてポーズを取る池辺社長(右)
樹木が色づき始めた九州電力本館(裏)公園
九州電力本社前の渡辺通り。奥が天神