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「空海が日本で最初に開いた東長寺・・」・・デジカメ・松岡の昼散策

2019年11月21日(木)

 デジカメ・松岡は11月20日昼、福岡市博多区御供所町にある真言宗九州教団の本山・「東長寺」を訪ねた。本尊は弘法大師(空海)。
 東長寺は、大同元年(806年)に弘法大師・空海が中国から帰国後、日本で最初に開いた寺院。木造坐像では日本一大きな福岡大仏(高さ10.8m)や、国の重要文化財の千手観音立像、福岡市の指定建造物・六角堂がある。福岡藩(黒田家)の菩提寺のひとつで、黒田家二代、三代、八代の墓がある。
 同寺は福岡市地下鉄・祇園駅の目の前(大博通リ)にある。この日は玄海灘からの強風で、寒さが厳しかったが、晴天で多くの参拝客、観光客が訪れていた。山門をくぐり、境内に入ると、左手に六角堂、右手に大きな本堂がある。境内の奥には2011年に再建された朱色の五重の塔がある。大仏殿の二階に国内最大級の10m余りの木造の黄金仏像が安置されている。説明によると、大同元年(806年)に唐から帰国した弘法大師が、”密教東漸”を祈ったと伝えられている。 弘法大師創建の寺としては日本最古といわれる。

2011年に再建された東長寺の五重の塔
続々と詰めかける参拝客(あるいは観光客)
東長寺の大きな本堂
本堂右手の大仏殿(中の大仏は撮影禁止)
大仏殿入り口にある「福岡大仏」の大きな看板
東長寺の山門。山号は「南岳山」と書かれている
東長寺境内を散策する欧米人の観光客
福岡市の指定建造物・六角堂