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「国際線を17路線に増やし、熊本空港を大空港に・・」・・蒲島郁夫知事

2019年11月28日(木)

 蒲島郁夫知事は11月27日、熊本市中央区の熊本県庁本館で「熊本地震からの創造的復興を図り、阿蘇くまもと空港の国際路線を17路線に増やす。また、八代港にはクルーズ船の拠点施設・くまモンポートをつくる」などと語った。
 これは「くまもと経済」の新年号インタビューに応えて語ったもの。まず、熊本地震からの復旧・復興について。蒲島知事は「いま、創造的復興に取り組んでいる。復旧・復興三原則のもと、@住まいの再建A阿蘇へのアクセスルートの回復B熊本城の復旧C益城町の復興まちづくりD熊本大空港構想E八代港のクルーズ船拠点整備など10項目に重点的に取り組んでいる」と語った。
 阿蘇くまもと空港の整備については、「熊本空港コンソーシアム(空港民営化)に伴い、現在の国際線4路線から17路線に拡大する。旅客数は現在の334万人から622万人に増やす。同時に売店の売り場面積を50倍に拡大する」。
  また、八代港の整備については、「クルーズ船会社のロイヤルカリビアンと共に整備する。くまモンポートとし、クルーズ船の寄港地にふさわしい港湾施設を整備する。投資額はロイヤルカリビアンが30億円、熊本県が23億円、国が132億円の予定」などと説明した。
 益城町の復興まちづくりについては、「今月10日に復興土地区画整理事業の着工式を行った。事業は町中心部の木山地区の28.3ヘクタールを2028年度までに宅地と公共用地に再編する。県道熊本高森線の4車線化と合わせて、創造的復興に向けた益城町の街づくりの核となる事業だ」などと語った。

「熊本空港の大空港構想」を語る蒲島郁夫県知事
銀杏が美しい熊本県庁
松岡のインタビューに答える蒲島県知事
銀杏の落葉に覆われた県庁プロムナード
「大空港構想」の阿蘇くまもと空港(図)
「くまモンポート八代」の完成予想図