「資生堂の新工場は4月中に着工予定・・」・・久留米市の大久保勉市長

　久留米市の大久保勉市長は4月2日、久留米市城南町の市庁舎本館で「久留米市に進出が決定した資生堂の新工場は4月中に着工の予定。大きな雇用が生まれるものと期待している」などと語った。
　これは「ふくおか経済」の5月号のインタビューに応えて語ったもの。まず、市長就任から2年余り・。大久保市長は「あっという間の2年間だった。やりたいこと、やるべきことをやってきたので、今はあと2年しかないという感じ」と感想を語った。
 産業の振興について、「まずは化粧品メーカーの資生堂の久留米進出。敷地面積は約9.7ヘクタール。投資額は約400億〜500億円の大工場。4月中に着工の予定。大きな雇用が生まれることを期待している。ほかにも企業が相次いで進出してきている」と説明した。
 久留米も人口減少傾向にあると聞くが・・。「やや減少しているが、現在の30万5000人の人口は維持していきたい。また、少子高齢化に対応して、久留米市は定住・移住の推進を図っている。そして、”日本一住やすい”街づくりを目指している」などと語った。
　大久保市長は昭和39年3月生まれの59歳。明善高校＝京都大学経済学部卒。東京銀行、モルガンスタンレー証券を経て、平成16年参議院議員、30年1月久留米市長。趣味はマラソン、マウンテンバイク、旅行。