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「天神ビッグバンで都心の様相が変わる・・」・・福岡市の高島宗一郎市長

2020年11月25日(水)

 福岡市(福岡市中央区天神)の高島宗一郎市長は11月24日、同市役所本館で「コロナで多くの企業が傷ついている。その中で福岡市は人口が増加し、発展している。都心部は天神ビッグバンや博多コネクティッドなどで様相が変わりつつある」などと語った。
 これは「ふくおか経済」新年号のインタビューに応えて語ったもの。高島市長は大分市出身、46歳。大分舞鶴高校ー獨協大学法学部卒。現在3期目。まず、この1年を振り返ってー、高島市長は「本来、東京オリンピック・パラリンピックが開かれ、光輝く年になるはずだった。まさか、こんな事態になるとは思ってもみなかった。今でもコロナで経済が痛み、多くの企業が傷ついている」と感想を述べた。 
 「一方、福岡は人口が増加を続け、税収が伸びている。人口増加も税収も伸び率では、日本一(政令都市で)の都市。福岡市の人口は現在160万3043人。都心部開発の天神ビッグバン、博多コネクティッドは順調に進んでいる。新しいビルが建ち、都心の様相が変わりつつある。今回、ジャパネットたかたさんが本社機能を天神ビジネスセンタービル(建設中)に移転されることになった。天神ビッグバンは、2024年度(一部2026年度)までに天神(対象地区)で70棟の建て替えを目標にしている。福岡は今後も成長を続ける」と福岡市の現状と成長ぶりを語った。
 さらに、今回の国際金融機能の福岡誘致について。「そう、先般、産学官でつくる連携組織”チーム福岡”を結成した。ライバルとなる東京、大阪に先駆けて連携組織をつくった。福岡が日本経済を引っ張る地方都市としてのモデルケースをつくりたい」と意欲を語った。

「コロナで思いがけない事態となった」と高島宗一郎市長
福岡市中央区天神の福岡市役所本館
松岡のインタビューに答える高島宗一郎市長(左)
ジャパネットが本社機能を移転する天神ビジネスセンター
建物の取り壊し工事が続く天神の福岡ビル街区
建て替えが決まった天神の「イムズビル」
博多コネクティッドの拠点・博多駅一帯
取り壊し中の西日本シテイ銀行本店ビル(博多駅前)