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「熊本駅ビルが23日に全面オープン」・21日内覧会・テナントは186店

2021年4月21日(水)

 九州旅客鉄道が熊本市西区の熊本駅前に建設していた「熊本駅ビル」が完成。4月21日午後、報道関係者を対象に開業式典と内覧会があった。駅ビルの「アミュプラザくまもと」は4月23日にグランドオープンする。テナントはスーパーマーケットのハローデイやユニクロなど186店。
 熊本駅ビルは、地上12階地下1階建て、延べ床面積11万0050平方m(店舗面積4万360平方m)。商業施設・「アミュプラザくまもと」をはじめ、ホテル(ザ・ブラッサム熊本)や複合映画館(熊本ピカデリー)、結婚式場。それに吹き抜けの水とみどりの立体庭園から成っている。
 JR九州の駅ビルとしてはJR博多シテイ(博多駅ビル)に次ぐ規模で、7か所目。施設内は買い物以外でも、ゆっくり過ごせるよう、滝(ぼうけんの杜)の周りに飲食スペースのあるアパレル店などを配置している。「キディランド」や「スヌーピータウンショップ」といった、これまで熊本県内に少なかったキャラクターグッズの店を誘致しているのも特徴。来店客数は一日平均5万人から6万人を見込んでいる。
 熊本駅ビルを運営するJR熊本シティの山下信二社長は「アミュプラザくまもとは買い物をするだけでなく、誰もがワクワクする、テーマパークのような施設。ここを起点に新たな”街”をつくっていきたい。ひいては、熊本の発展につなげればと思う」と語った。

23日に全面オープンする熊本駅ビル・アミュプラザくまもと
1階入り口で、記者の質問に答える山下信二社長(後ろ向き)
1階から7階まで吹き抜けになっている「水とみどりの立体庭園」
セイコーが出店したという腕時計の「時計倶楽部」(2階)
生活雑貨店の「ハンズビー」(3階)
4階と5階を階段でつないでいるユニクロの店舗
450席あるという6階のレストラン・フロア
熊本県内初進出の「メトロ書店」(3階。本社は長崎市)