「最近は都市化でネコブーム・」・竜之介動物病院の徳田竜之介獣医師

 竜之介動物病院(熊本市中央区本荘6丁目)の徳田竜之介獣医師((株)竜之介社長)は3月10日、同動物病院で「最近は都市化と共にネコブームが起きている」などと語った。
　これは「くまもと経済」の4月号インタビューに応じて語ったもの。熊本地震から約11か月。徳田獣医師は「熊本地震以降、ペット同伴者が殺到した。外来はいつもの2倍ぐらいの来院で、1か月で延べ約1500人が訪れた」と地震当時の感想。竜之介グループは動物病院や動物の専門学校などを経営。「動物病院の(株)竜之介と専門学校の昭徳学園・九州動物学院、無線通信機の(株)熊電総業を経営している。今年度の売上高は約5億円。スタッフは動物病院の看護師、事務職員ら約80人。九州動物学院は、現在63人の学生が在籍している」と説明した。動物病院を訪れるペットは。「ネコと犬がほぼ半々。ほかはウサギやモルモット、鳥など。最近は都市化でネコブームが起きている。都会のペットはネコが中心。犬は散歩などで手がかかるので、それを避け、ネコを飼う人が増えている」などと語った。
　徳田獣医師は鹿児島市出身、55歳。九州学院高校ー麻布大学獣医学部卒。平成6年に竜之介病院を設立、平成16年に九州動物学院を開設した。趣味はドライブとアマチュア無線。