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安政町に開発中の商業ビルに「ザラ」を誘致・・・松藤産経

2010年8月27日(金)

 不動産開発業の松藤産経梶i熊本市龍田町弓削、松藤一生社長)は、同市安政町に開発中の商業ビルに「ザラ・ジャパン」を誘致する。
 ザラ・ジャパンはスペインのファッションブランドの日本法人で、熊本には初の出店。熊本市尾ノ上1丁目の鞄栄開発が建設、松藤産経が取得運営するビルに誘致するもの。ビルの場所は下通りアーケード沿い、貸衣装の池田屋の旧店舗跡地。延べ床面積は約1800u。ザラ・ジャパンは全フロアに入居、1〜3階を売場とする予定で、店舗規模は国内最大級となる見通し。
松下名月常務は「ザラは国内でも若い世代を中心に大変人気が高い。熊本の中心市街地では集客力が落ち込んでいるが、このビルのオープンが活性化の起爆剤になれば。今後も熊本の発展に貢献できるような商業施設を運営していきたい」と話している。
 同社は1901年創業。熊本市下通1丁目のマツフジ銀座通ビル(カラオケ店の自遊空間が入居)をはじめ、熊本市内で商業ビルを10棟展開。02年には白水村に阿蘇白水郷美術館を寄付するなど、文化事業も展開している。(佐藤奈)

ビルの完成イメージパース。ザラは11月にオープンする
ビル建設地には大きな看板がかかっている
同社が運営するマツフジ銀座通ビル