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岩上梨可新社長の就任披露パーティ・・・・セルモ

2011年1月18日(火)

 冠婚葬祭事業のセルモ(熊本市世安町)は岩上梨可新社長の就任披露パーティを1月17日、エルセルモ熊本で開いた。来賓や取引先など235人が参加した。
 安田征史新会長から今回のトップ人事の狙いを説明、来賓の森 俊英南日本銀行頭取と本松 賢テレビ熊本社長がそれぞれ「事業が上り坂に差し掛かっている時に社長を譲られた。新体制で一層発展をしていくことになろう」「幾多の困難乗り越え冠婚葬祭業の全国有数の会社を築かれたが、新しい世代の幕開けに立ち合えて嬉しく思う」などとお祝いの言葉を述べた。岩上社長がパーティ参加と日頃のお礼、社長就任の心境・抱負を語った後、取引先の会の徳永孝之会長(徳永物産社長)の発声で乾杯した。
 岩上社長の発言要旨は次の通り。「社長就任がこんなに早く来るとは思わなかった。未熟な私が重責を担わなくてはならないのは言葉に言い表せないほどの恐怖・不安がありました。昨年の10月初旬に話があり1カ月間は断ることを考えました。ある時、この不安はどこから来るのか見つめ直しました。失敗したら皆がどう思うか、売り上げをあげれなかったらとか・・私自身の評判、プライド、虚栄心を気にしていた。それではなく一社員・役員としてこの会社で何ができるか。私は強い会社を目指したい。強い会社は顧客が継続的にいて、売り上げが伸びていくというが、企業は人なり。まず強い社員をつくらなくてはいけない。それは会社が好きで、自ら考え、実行に移す社員がいること。社長業は問題をどうしたらクリア解決できるか。プラスに考えたら不安がなくなった。本来あるべき姿、社員・業者・顧客のためどうあるべきかを考えたら、将来が楽しみになってワクワクしている。私は専務就任の時、女性として精進したいと申し上げた。しかし、子ども2人が七、五、三を迎える時期です。冠婚葬祭の日本の素晴らしい伝統儀式を伝えていくのが私の役割があるのだろうと思う。次の世代に恩恵が行くよう努力したい。環境保全や世のため人のためなることが、今後の顧客確保になっていくと思う。それが私がここにいる意味があるかなと思う。精進していきますのでよろしくお願いします」 
 岩上社長は1978年1月6日生まれ、33歳。安田オーナーの長女、オーストラリアのシドニー大学卒。2003年セルモ入社、05年取締役、08年常務、10年7月から専務に就任していた。尚、オーナーの長男・幸史氏は関東にあるサンセルモの代表取締役社長に就任した。  (中島、写真は石井)

就任のあいさつをする岩上梨可社長
今回の人事の狙いを説明する安田征史新会長
会場には235人の来賓、取引先などが出席した
来賓挨拶の森南日本銀行頭取
お祝いを述べる本松テレビ熊本社長
乾杯の音頭をとる徳永物産社長
新社長、会長を囲んで。後方は浅山社長、中山学長ら
祝の歌を歌うシンガーソングライターのRICAさん。「出逢えたキセキ」
中締めする山川副社長
RICAさんは安田社長の友人でもある