トップ フォトニュース 地上7階、地下1階建て新本店ビル建設へ・・・・・肥後銀行
フォトニュースPhoto News

地上7階、地下1階建て新本店ビル建設へ・・・・・肥後銀行

2012年1月31日(火)

 肥後銀行(甲斐隆博頭取)は、1月24日に熊本市練兵町の本店敷地内に建て替える新本店ビルの基本計画を発表した。
 敷地面積は5485u。新本店ビルは地上7階、地下1階建てで延べ床面積は2万3千u、現本店の約1・8倍の広さとなる。地下1階が約50台収容の駐車場、1階が本店営業部、フィナンシャルプラザ、文化財展示スペースなどとなる。
 建物外観は、熊本城の武者返し、棚田など熊本の風土と文化をモチーフにしたデザインを採用し、熊本市中心市街地の景観と調和した建物となる。免震構造方式を採用し耐震性を確保する。外壁はガラスの2重構造にして断熱、遮熱効果を高めるほか、太陽光発電施設の設置やLED照明を採用。さらに建物に棚田の形状をイメージさせるひさしを設置し直射日光をさえぎるなどの環境に配慮した造りを計画。また辛島公園側には、里山をイメージした親水施設のある広場を設ける。2013年春に着工し、15年春の完成予定している。(櫻木)

基本計画を説明する甲斐頭取。右は下山取締役常務執行役員
辛島町交差点側からの新本店ビル完成予想図