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妙体寺町の新斎場が完成・・田中葬祭

2017年5月24日(水)

 葬祭業の田中葬祭梶i熊本市中央区妙体寺町、田中勇次社長)が同地で建て替えていた新斎場がこのほど完成し、4月24日にオープンした。
 場所は浄行寺交差点東側。同地で運営していた「田中葬祭会館」北側を通る県道熊本菊鹿線の道路拡張工事に伴い、同社の敷地が一部収容されるための建て替え。新斎場の名称は「星の杜(ほしのもり)」。敷地面積は510u。葬儀会館と法事施設「忘れな草」を解体し、鉄骨造り3階建ての建物を建設した。建築面積は281u、延べ床面積は837u。1階はカフェスタイルの洋風の中ホール、事務所、2階は洋風の大ホールとキッズスペース、3階は畳敷きで和テイストのモダンリビング風の小ホール。また、1階と2階に霊安室と控え室を、1階と3階に着替えや授乳室に利用できる多目的スペースを設けた。3ホールをモニターで中継することで、最大300人を収容できる。4月23日には内覧会を開き、約150人が来場した。
 同社は「当社は昨年創業100周年を迎えた。各ホールを多機能にしたことで、葬儀だけでなく法事会館としても利用できる。100年の知恵と工夫を結集し、あらゆる葬儀に対応できるよう、新時代の斎場づくりに取り組んでいきたい」と話している。
 同社は1916(大正5)年4月設立。資本金は1千万円。従業員は15人。同斎場北側に最大45人収容の斎場「星林(せいりん)」がある。(宮田)

熊本市中央区妙体寺町に完成した新斎場「星の杜(ほしのもり)」
1階に設けた洋風の中ホール
1階にあるカフェスタイルの待合スペース
同社のスタッフ
2階にある洋風の大ホール
3階にある和テイストのモダンリビング風の小ホール