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県立大生が発案した企画あられ2種を発売・・・木村

2017年7月21日(金)

 菓子製造販売の竃リ村(熊本市南区流通団地2丁目、木村光男社長)は8月1日、熊本県立大学(東区月出3丁目、半藤英明学長)の学生が発案した企画あられ「やっこ。」と「a la raine(ア ラ レーヌ)」を発売する。
 今年3月に行われた県内企業の課題を県内の大学生が調査研究し、解決方法を提案する事業「くまもと課題解決プロジェクト」(熊本県主催)で、同社が同大総合管理学部・丸山ゼミ(丸山泰教授)の学生らと共同で商品開発や販売戦略、マーケティング分析などを実施。「若年層にも『あられ』の食シーンを浸透させたい」という課題に対し、学生らが様々な角度から調査研究、意見・視点を織り込み、プレゼン大会でグランプリを受賞。このアイデアをもとに同社が制作し、実際に発売するもの。
 同商品は、同社が発売しているあられ「奴」と「色紙」を「ちょい食べ」「シェア」「持ち運び」できる形態へと着せ替え企画し「やっこ。」とと「a la raine(ア ラ レーヌ)」へ名称・パッケージを変えて発売。様々な場所に陳列ができるフック穴とスタンドパック仕様となっていることなどが特徴。内容量はともに32グラム、定価は150円。熊本県では先行して7月14日からスーパーやディスカウントストアなどで販売している。(堀)

同社が8月1日に発売する「やっこ」と「a la raine(ア ラ レーヌ)」。様々な場所に陳列可能な「フック穴」&「スタンドパック」仕様で、友人らとシェアして食べられる「チャック付」が特徴
7月20日、商品化のきっかけともなった「くまもと課題解決プロジェクト」(熊本県主催)で、審査員を務めた小野副知事へ商品化を報告。木村社長や丸山ゼミの学生らが出席した
「学生目線で企画した商品で多くの若い方に食べていただければ」と豊富を語る木村光男・木村社長
「フック穴が付いているのでレジ横の商品陳列棚にも配置でき、若い世代の方たちにもあられを見ていただける」と商品説明をする松村浩史・同社管理本部課長代理
「県産米が使われていて嬉しい。若者だけでなく幅広い世代に広がっていくのでは」と話す小野泰輔副知事
「a la raine(ア ラ レーヌ)はフランス語で『貴婦人』の意味。若者だけでなくOLさんなど幅広い女性をに食べていただきたくこの名前にした」と話す熊本県立大学総合管理学部丸山ゼミの学生チーム
小野副知事を交えて記念撮影