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復興支援知財相談会を実施…日本弁理士会九州支部 

2017年8月23日(水)

 日本弁理士会九州支部(福岡市博多区、吉永純一支部長)は8月18日、益城町宮園の同町商工会で知財相談会を実施した。上益城地区商工会広域連携の共催。
 熊本地震復興支援の一環として企画したもので、同支部所属の弁理士6人が特許・実用新案や意匠、商標、著作権などについて、無料で相談に応じた。当日は上益城地区の商工会員や経営指導員6組から相談があり、「自社製品の特許性について」、「ゆるキャラの画像や名前の保護」、「手作り商品のネーミングの保護」などについてアドバイスした。
吉永支部長は「地震から1年以上が経過し、被災した事業者の方も復旧から発展的復興へと移行の時期にあるのではないかと企画したが、知的財産保護のニーズの存在を再認識した。知財について考える1つのきっかけになったのではないかと思う」と話している。(佐藤)

ゆるキャラの画像保護などについてアドバイスする吉永支部長(左)
弁理士が2人でそれぞれの相談にあたった
会場となった益城町商工会館