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上越市議会議員7人が視察・・・竜之介

2017年11月30日(木)

 竜之介動物病院運営の蒲ウ之介(熊本市中央区本荘6丁目、徳田竜之介社長)に11月15日、新潟県上越市の市議会議員7人が訪れ、熊本地震でペットと一緒に避難できる同伴避難所として地域に開放した状況などを視察した。
 はじめに徳田社長が「ペットは家族の一員から社会の一員」をテーマに講演。「東日本大震災を視察した際、ペットと飼い主が別に避難している状況を見て同伴避難所の必要性を感じた」と防災設備を強化した経緯を話し、震災時はパニック状態で熱中症になったペットが多く点滴スペースが足りなかったことや支援物資はフードよりも水が必要だったことなどを説明。そのほか、「一つの避難所に同伴避難のスペースを作るとトラブルの原因になるため、専用の避難所を作ってほしい」などと同伴避難所の必要性を訴えた。(加藤)

「上越市は災害時のペットへの対応は遅れている。本日の内容を行政に提案していきたい」と話す江口上越市議会議員
「延べ1500組の避難者を受け入れた。同伴避難所はペットの話題で明るく皆さんが行動的だった」と語る徳田社長
講演終了後は社内見学も行った