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県と包括連携協定を締結…明治安田生命保険

2018年1月13日(土)

 明治安田生命保険相互会社(東京都千代田区、根岸秋男取締役代表執行役社長)は1月12日、熊本県と地域の安全安心など4分野で連携する包括連携協定を締結した。県が進める施策に同社のノウハウやネットワークを提供し、熊本地震からの復興を支援する。
 連携項目は、熊本地震からの復旧・復興と更なる発展のために@地域の安全・安心、子どもの健全育成に関することA健康の増進に関することB産業・観光振興に関することCその他、地域の活性化及び県民サービスの向上に関すること―の4分野。同社は同様の包括連携協定を8都県と締結しており、熊本は9県目。昨年6月に同社から申し出があり、熊本の現状に合わせた内容になるように協議を進めてきた。当日は同社の井福正博取締役執行役副社長と蒲島郁夫知事が県庁で協定書に調印した。
 井福副社長は「締結はゴールでなくスタート。4分野について全面的にバックアップしていきたい」と挨拶。蒲島知事は「熊本地震からの創造的復興に向け、県民の幸福つながる取り組みを進めていきたい」と述べた。
 同社は熊本県の震災からの復興支援を目的に昨年12月13日東京都千代田区の明治生命会館で「熊本応援復興フェア」を開催。くまモンによる県産品のPRや物産販売などを実施した。(佐藤)

包括連携協定書にサインした井福副社長と蒲島知事
締結式の後、知事応接室で懇談。井福副社長は「子どものころ熊本市に4年間住み、池田小学校に通った。熊本城でのスケッチ大会は強く思い出に残っている」と自身と熊本との縁の一端を語った
締結式には岸一樹熊本支社長、寺前英憲南九州公法人営業推進部長、山川清徳企画振興部長、沼川敦彦企画課長らが出席した。後列端は同社のキャラクターうさリンとライト!くん