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太陽光発電と不動産開発で89億円企業に・・ティーティーエス企画

2018年4月26日(木)

 福岡県筑豊地区を中心に太陽光発電所を開発する潟eィーティーエス企画(飯塚市)の野見山俊之社長を「ふくおか経済」6月号でインタビューした。
 最初は大学の寮を建設しアパートなどを増やしていき久留米市などで商業施設開発などで成長し、太陽光発電に参入した。商業施設は熊本市では戸島ショッピングセンターを開発した。太陽光では既に60MW分の発電所を建設、今後出力70MWの発電所など280MW分の特別高圧の大型発電所建設を進めている。年間売上高は88億6600万円、経常利益は14億6700万円。
 「30年3月期は発電所売却時期を少なくしたため売上高は大幅に減少するが、新年度はすでに120〜130億円の売上高のめどが立っている」という。発電事業参入当初は「筑豊地域の炭鉱ボタ山跡地の活用と地域活性化として取り組んだ」もの。資金調達が開発の規模を左右することになるだけに、発電所売却、銀行融資、リースなど多岐にわたる調達を進めている。当面の資金需要は1000億円。(中嶋)

飯塚に関東などから多くのお客さんが見えられると野見山社長
6月号の編集の最終段階を迎えている