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迫水小学校跡地に大型鳥「エミュー」の観光牧場・・・・山口油屋福太郎など

2018年6月25日(月)

 食品卸・加工品製造の且R口油屋福太郎(福岡市博多区那珂6丁目、山口毅社長)と畜産加工製品製造販売の日本食品梶i同県古賀市、末田金次代表取締役会長)の2社は菊池市重味に、大型鳥「エミュー」の観光牧場をオープンする。6月12日に菊池市役所で、同市と立地協定を
結んだ。
 場所は国道387号沿いの迫水小学校跡地で、敷地面積は4万1562u。エミューは体高1・6mほどのオーストラリア固有種。同牧場ではエミューを約4千羽飼育し、加工品製造や油脂を使用した化粧品の製造、レストランの運営など行う。両社は共同で運営会社「熊本菊池エミュー観光牧場梶vを設立。2019年4月に着工、21年4月に操業を開始する。投資金額は約2億円で、従業員は20人〜50人を新規雇用する。
 山口社長は「エミューは人なつこい性格で、精肉としては低カロリー、高タンパク。油脂も価値が高い。農家の方にも飼育を勧め、地区一帯の事業にしたい」と話している。
 山口油屋福太郎は1909(明治42)年創業、1955年設立。資本金は1千万円。17年12月決算の連結売上高170億円。菓子「めんべい」や明太子の製造など行う。
 日本食品は1963年設立。資本金は4900万円。18年3月決算の売上高は124億円。ハム・ソーセージを中心とした加工食品の製造など行う。(東山)

立地協定式で握手を交わす左から末田金次日本食品代表取締役会長、山口毅山口油屋太郎社長、江頭実菊池市長
会見で記者の質問に答える山口社長